1. 日帰りでもヘッドライトって必要なの?

日帰りでもヘッドライトって必要なの?

夜道の写真

万が一、に備える

持ち物リストに「ヘッドライト」が入っていると、「日帰りでも必要ですか?」と聞かれることがあります。
そう思いますよね? 確かに、無事に行って無事に帰ってくれば、まったく出番のない装備です。
問題は「何かがあった時」です。
途中で怪我をして治療をしていたら日が暮れてしまった、お腹が痛くなって休んでいたら日が暮れてしまった、怪我をしてしまって一歩一歩ゆっくり歩いていたら日が暮れてしまった・・・、そんな場合です。
あるいは、怪我をして歩けなくなってしまったので野宿することになった、具合が悪くなって動けなくなってしまったので野宿することになった、道に迷ってしまったので野宿することになった・・・、そんな場合です。
ヘッドライトなんてたったあれだけの小さなものですが、それがあるのとないのでは、どれだけ状況が一変するかは想像できるでしょう。

明かりがないと、まったく歩けない

皆さんは、「真っ暗な山道」を歩いたことがあるでしょうか?
「山頂でご来光を見るために、真っ暗なうちに出発した」という方はいるかもしれません。朝は日の出前から少しずつ明るくなってくるので救われますが、夜というのは困りものです。ヘッドライトの明かりがあれば歩けますが、なければまったく歩けないんです。
私は「夜の山」を歩くことがありますが、道は不明瞭だし、動物の気配はするし、木々がざわざわしてるし、本当に心細くなります。わざと夜歩いているのだし、道がよくわかっている状況でもそうなので、不慮の状態ならどれだけ不安になるかは計り知れませんよね。

万が一の状況はいつ起こるかわかりません。
だから、ヘッドライトはいつでも持っていくようにしてください。日帰りでも、里山でも、それは同じことです。
また「いざという時に電池切れ」「故障してた」なんてことがないように、出発前の点検もお忘れなく。
そして出番がなかったら、無事に帰ってこれた証としてお礼を言ってあげてください。

(文・今井清)